プロ直伝!網戸の張り替えを自分でする方法
夏の暑さ対策に欠かせない網戸。
でも、穴が空いていたり、破れていたりしませんか?
「網戸の張り替えなんて難しそう…」と思うかもしれませんが、実はコツさえ掴めば誰でも簡単にできちゃうんです!
この記事では、必要な道具から手順、失敗しないコツまで、プロが網戸の張り替え方を分かりやすく解説します。
自分で網戸を張り替えて、快適な夏を迎えましょう!
① 網戸の張り替え方法を自分でするメリット
①-1 DIYの利点とコスト削減
自分で網戸を張り替える最大のメリットは、なんといってもその費用を抑えられること!
業者に依頼すると、網戸1枚あたり数千円から1万円以上かかることも。
自分でやれば材料費だけで済むのでかなり安くなります。
①-2 網戸の張替えを行う目的と重要性
網戸は家の換気を良くし、新鮮な空気を取り入れるために重要な役割を果たしています。
さらに、虫の侵入を防ぐ役割も担っています。
しかし、網戸が破れて穴が空いてしまうと、虫が家の中に入ってきてしまうことも…
また、網戸がないと窓を大きく開けられず、換気が悪くなってしまいます。
さらに、網戸の張り替えは家のメンテナンスの一環です。
定期的に行うことで、家を長持ちさせることにもつながります。
網戸がきちんと働かないと、風通しが悪くなって部屋が蒸し暑くなることもあります。
新しい網戸は風通しも良くしてくれるので、室内の空気も爽やかに保てますよ。
網戸を張り替えることで、快適な室内環境を保ち、健康的な生活を送ることができます。
② 網戸の種類と交換に必要な道具
②-1 網戸の種類と特徴
網戸には、大きく分けて「網戸ネット」と「網戸本体」の2種類があります。
- 網戸ネット
網戸の網の部分だけのことを指します。
ホームセンターなどでメートル単位で購入できます。 - 網戸本体
網戸の枠と網がセットになったものです。
網戸ネットと比べて値段は高くなりますが、サイズを測る手間がなく簡単に交換できます。
用途に合わせてお家に合った網戸を選びましょう。
②-2 張替えに必要な道具一覧
網戸の張り替えに必要な道具は、以下の通りです。
- カッターナイフ
- メジャー
- ハサミ
- ドライバー
- ゴムヘラ
- ロープ(紐)
- 網戸用のゴム
- 網戸用のネット
ホームセンターや100円ショップでも手軽に購入できます。
もし分からない場合は店員さんに相談してみましょう。
②-3 網戸専用のネットとゴムの選び方
網戸ネットには、様々な種類があります。
【ネットの材質】
- ポリエステル製
安価で扱いやすいのが特徴です - グラスファイバー製
強度が高く、ペットがいるご家庭におすすめです。 - ステンレス製
最も強度が高く、耐久性に優れています。
【網目の細かさ】
網目の細かさは、「メッシュ」という単位で表されます。
数字が大きいほど、網目が細かくなります。
- 18メッシュ
一般的な網戸に使われるサイズです。 - 24メッシュ
網目が細かく、小さな虫の侵入を防ぎたい場合におすすめです。
ゴムの太さにもいくつか種類があって、フレームの溝にぴったりのサイズを選ぶことが大切です。
太すぎると入らないし、細すぎると外れやすくなりますので、網戸の枠の溝幅に合ったものをしっかり確認しましょう。
カラーバリエーションもあるので、家の雰囲気に合ったものを選んでも楽しいですね。
③ 網戸の張り替え手順を解説
③-1 準備作業
まずは、古い網戸をフレームから外して平らな場所に置きましょう。
作業しやすいように、新聞紙などを敷いておくと、床を汚さずにすみます。
その後、フレームの溝や周囲をきれいにしましょう。
掃除機やブラシを使って、ホコリやゴミを取り除きます。
溝に汚れがこびりついていると、新しく取り付ける網に影響を与えるので、ここはしっかりと掃除しましょう。
③-2 網戸のサイズ測定とカット方法
メジャーを使って、網戸の枠の大きさを測りましょう。網戸ネットは、測ったサイズよりも少し大きめにカットします。
次に、網戸のサイズを測ってカットする方法について説明します。
最初にフレームの長さと幅を測ってメモしておきます。
メモしたサイズを参考に、新しい網を各辺2センチずつ大きめにカットしましょう。
カッターボードがあると安全にできるのでおすすめです。
③-3 網戸の張り作業の実際の流れ
- 新しい網をフレームの上にきちんと広げる
網がたるまないように注意しながらゴムをセットしていくのがポイントです。 - 網戸の枠にゴムを押し込みながら網をはめ込む
最初に片方の端から始め、軽く押さえながらローラーで固定します。 - 網戸ネットをゴムの下に押し込む
ゴムをすべてはめ込んだら、ゴムヘラを使って網戸ネットを押し込みましょう。
網をピンと貼るようにローラーを動かすとたるみがなくなります。 - 余分な箇所をカット
網戸ネットを張り終えたら、余分な部分をカッターナイフで切り取ります。 - 網戸の枠を元に戻す
これで張り作業が完了です!
初めての挑戦でもこの手順を守れば大丈夫ですので、ぜひ挑戦してみてください。
④ 網戸の張替え失敗事例と対策
④-1 よくある失敗例とその原因
網戸の張り替えでよくある失敗には、「網がたるんでしまった」「押さえゴムが外れてきた」「網が切れてしまった」などが挙げられます。
- 網がたるんでしまう原因
網を引っ張らずに作業を進めてしまったり、押さえる力が足りなかったりすることが考えられます。 - 押さえゴムが外れる原因
ゴムが溝にしっかりとはまっていない場合が多いです。 - 網が切れてしまう原因
カッターで切る際に力を入れすぎたり、誤ってフレームを傷つけたりすることが原因です。
これらの失敗は初心者には特にありがちなものですので、原因を知っておくことで成功率を高めましょう。
④-2 失敗しないための注意点
まず、作業中は網がまっすぐ張られているか頻繁にチェックすることが大切です。
そして、押さえゴムを溝にしっかり押し込む際には力を均等に加えて進めるようにしましょう。
力の入れすぎや、急いで作業することは禁物です。
焦らず丁寧に進めることで、失敗をぐっと減らすことができます。
時間をかけても良いので、作業の品質を第一に考えてください。
④-3 トラブルの際の解決方法
もし、網戸の張り替えでトラブルが発生したらどう対処すればいいでしょう?
- 網がたるんでしまったら
再度押さえゴムを外して張り直してみましょう。
その際、もう一度しっかりと張りながらゴムをはめていくのがポイントです。 - 押さえゴムが外れてしまったら
ゴムのサイズが正しかったか再確認しましょう。
サイズが合っていない場合は新しいサイズのゴムを試してみると解決することが多いです。 - 網が一部切れてしまったら
切れてしまった部分をもう一度張り替えましょう。
どうしても自分で直すことが難しい場合は、無理に直そうとせずに業者へ依頼しましょう。
⑤ 網戸の掃除とメンテナンス方法
網戸はただ張り替えるだけでなく、その後のお手入れも大切です。
張り替えた直後の網戸はもちろん綺麗ですが、きちんとメンテナンスすることで、長くその状態を保つことができます。
網戸の役割をしっかり果たしてもらうためにも、定期的な掃除は欠かせません。
⑤-1 張替え後の網戸のケア
網戸を張り替えた後は、その状態を長持ちさせるためのケアが必要です。
掃除機でホコリを吸い取ったり、柔らかいブラシで汚れを落としましょう。
注意すべきは、網戸に強い力をかけないことです。破れやたるみの原因になります。
雨が降った後や台風の後は特に汚れやすくなるので、適切に拭き掃除をしてあげましょう。
月に一度くらいは、水拭きするのもいいですね。
また、ゴムも劣化することがあります。
定期的に確認し、必要に応じて交換することで、網戸の持ちをぐっと良くします。
⑤-2 室内を快適に保つための注意点
網戸のメンテナンスは、単に網をきれいに保つだけではなく室内環境を快適にする役割も担っています。
定期的に網戸を掃除することで、ほこりや花粉の侵入を防げたり、風通しを良くしたりすることができます。
他にも、汚れが溜まったままだと日光を遮ってしまうこともあります。
せっかくの自然光をしっかり取り入れるためにも、網戸は常にクリアに保ちたいですね。
快適な住まいのためには日々のお手入れがカギです。
定期的なメンテナンスを欠かさずに、心地よい暮らしを維持しましょう。
⑥ ペットと網戸の関係
⑥-1 ペット対応の網戸の種類
ペットがいる家庭では、ペットが網戸を破ってしまうことがあります。
その場合は、通常の網戸よりも強度が高く、引っ掻いても破れにくい素材の「ペット用網」がオススメです。
他には「ペットドア付き網戸」もあります。
これはペットが自由に出入りできるドアが付いているので、とても便利なアイテムです。
さらに、防虫や防臭効果のある網戸も登場していて、より快適な環境を提供してくれます。
ペットの習性や住んでいる環境に合わせて、最適な網戸を選ぶことが大切です。
⑥-2 ペットを飼っている家庭の張替えコツ
ペットがいる家庭で網戸を張り替える場合は、取り付ける際に「よりしっかりとした固定」を心がけましょう。
普段よりも一段と強く押さえゴムをセットするのがポイントです。
ちょっとした工夫が網戸の長持ちに繋がり、家族全員が快適に過ごせる環境ができあがります。
⑦ まとめ
いかがでしたか?
網戸の張り替えは一見難しそうに見えますが、手順を踏んで行えば誰でも簡単にできます。
道具もホームセンターなどで手軽に揃えられるので、ぜひチャレンジしてみましょう!