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必見!畳の上手な掃除方法と長持ちさせるコツ

必見!畳の上手な掃除方法と長持ちさせるコツ

畳の部屋って、なんだか落ち着きますよね。

でも、畳の掃除ってどうすればいいか迷う人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、畳を綺麗に保つ掃除方法と、長持ちさせるコツをわかりやすく解説します!

① 畳掃除の基本と注意点

①-1 畳の掃除に必要な道具とは

まずは畳掃除にあると便利な道具を紹介します!

  • 掃除機
    畳の目に詰まったホコリやゴミを吸い取るのに便利です。
  • ほうき
    掃除機が使えない場所や細かい部分の掃除に適しています。
  • 雑巾またはウエットシート
    畳の表面を拭き取るために使用します。特にウエットシートは手軽で効果的です。
  • クイックルワイパー
    畳の広い面を簡単に掃除できるアイテムです。

これらの道具を揃えておくと、畳の掃除がスムーズに進みます。

また、重曹やクエン酸などの自然由来の洗剤も汚れ対策に役立ちますよ。

①-2 掃除機やほうきの使い方

掃除機を使う場合、畳の目に沿ってゆっくりとかけましょう。

畳の目に逆らったり強く押し付けたりすると畳を傷つけてしまうので注意が必要です。
また、吸引力が強すぎる掃除機は畳の表面を傷めることがあるため、適度な吸引力で掃除しましょう。

次に、ほうきを使う場合は、軽く畳をなでるようにしてホコリを集めます。
強くこすりすぎると畳の表面が傷つくので、優しく扱うことが大切です。

①-3 雑巾やウエットシートの効果的な活用法

畳の表面を清潔に保つためには、雑巾やウエットシートを使った拭き掃除が効果的です。

水拭きの際は、固く絞った雑巾を使いましょう。
水分が多すぎると畳に染み込み、カビの原因になることがあります。

ウエットシートは、手軽に畳の汚れを落とせるので便利ですが、拭き残しがあると畳を傷める可能性があるので気をつけましょう。

② 畳掃除の具体的な手順

②-1 基本的な掃除の流れ

畳の基本的な掃除の流れを解説します。

  1. 掃除機をかける
    畳の目に沿ってゆっくりと掃除機をかけ、ホコリやゴミを吸い取ります。
  2. 雑巾やウエットシートで拭く
    水拭きの場合は雑巾を固く絞り、畳の目に沿って拭きます。
    ウエットシートを使うとさらに便利です。
  3. クイックルワイパーで仕上げる
    クイックルワイパーを使って、広い面を軽く拭き上げ、残ったホコリを取り除きます。

この手順を守ることで、畳をきれいに保つことができ、長持ちさせることができます。

②-2 重曹やクエン酸を使用した汚れ対策

畳の汚れには、重曹やクエン酸が効果的です。

重曹は油汚れに効果があります。
水に溶かしてペースト状にしてから汚れに塗布し、しばらく置いてから拭き取ります。

クエン酸は、水垢やカビに効果的です。
水に溶かしてスプレーボトルに入れ、気になる箇所に吹きかけてから拭き取ります。

自然由来のこれらの素材は、安全で環境にも優しいので、おすすめです。

②-3 クイックルワイパーのメリット

クイックルワイパーは、畳掃除に非常に便利な道具です。
軽くて扱いやすいので、子どもやお年寄りでも簡単に使えます。

また、シートが交換できるため、常に清潔な状態で掃除ができます。

さらに、シートにはホコリや汚れをしっかりキャッチする効果があるため、畳の目に入り込んだ汚れも取りやすいです。

忙しい日常でも、クイックルワイパーを使えば手軽に畳をきれいに保つことができます。

③ 畳のダニやカビ対策

畳は自然素材で作られているため、ダニやカビが発生しやすい環境です。

特に湿気が多い時期には注意が必要です。
ダニやカビが発生すると、健康にも悪影響を及ぼす可能性があるため、日常的な掃除と湿気対策が重要です。

③-1 ダニの発生を防ぐための掃除方法

ダニの発生を防ぐためには畳を清潔に保つことが不可欠です。

まず、掃除機を使って畳の目に沿ってしっかりとホコリを吸い取ります。
特に隅や家具の下などの見落としがちな場所も丁寧に掃除しましょう。

次に、湿気が多いとダニが増えやすいので、畳を定期的に乾燥させることも大切です。
乾燥機能付きの掃除機を使うと、ダニの繁殖を効果的に抑えることができます。

また、ダニ防止スプレーを使用するのも効果的です。

③-2 カビを防ぐための湿気管理

カビは、湿気が多い場所で発生しやすいため、こまめな換気が重要です。

部屋の換気を定期的に行い、湿気を逃がすようにしましょう。
特に梅雨の時期や雨の日が続く季節には、除湿機を使うと効果的です。

他にも、除湿機を使ったり、窓際に新聞紙を敷いたりするのもおすすめです。

また、畳の下に湿気がこもりやすいため家具の配置にも注意が必要です。

③-3 消毒方法と注意事項

畳の消毒はダニやカビの予防に有効ですが、方法を間違えると畳を傷めてしまうことがあります。

アルコールを使う場合は、畳の目に沿って優しく拭き取るようにしましょう。
直接スプレーするのではなく、布に染み込ませてから使うと良いです。

また、強い薬品を使うと畳が変色する可能性があるため、使用する前に目立たない部分でテストすることをおすすめします。

消毒を定期的に行うことで、畳の健康を保つことができます。

④ 畳を長持ちさせるためのコツ

畳を長持ちさせるためには、日々の手入れが欠かせません。
毎日の軽い掃除や定期的な日干しを行うことで、畳の寿命を延ばすことができます。

④-1 こまめな手入れの重要性

畳は汚れを放置すると傷みやすくなるため、こまめな手入れが大切です。

可能であれば毎日ほうきや掃除機をかけ、汚れに気づいたらすぐに拭き取りましょう。

また、畳は湿気や汚れに弱いため、こまめなチェックを心がけましょう。
もし問題があれば早めに対処することが重要です。

これにより、畳が痛むのを防ぎ、長く使うことができます。

小さな手入れが、大きな効果をもたらすことを覚えておきましょう。

④-2 畳の日干しの効果と方法

畳の日干しは、ダニやカビの予防に非常に効果的です。

晴れた日に畳を外に出し直射日光に当てることで、湿気を飛ばし、ダニやカビの繁殖を防ぐことができます。
干す時間は数時間で十分です。

また、畳を干す際は日陰にするのではなく、しっかりと日光が当たる場所を選びましょう。
裏面も忘れずに干すことが大切です。

これを定期的に行うことで、畳を清潔に保ち、長持ちさせることができます。

④-3 適切な換気と湿度管理

畳は湿気が多いと傷みやすくなるため、適切な換気と湿度管理が重要です。
最適な湿度は50%~60%、温度は20℃~25℃と言われています。

湿度が高い季節には、窓を開けて換気したり、除湿機を使ったりして部屋の湿度を60%以下に保つようにしましょう。

そして冬場は加湿器を使って適度な湿度を保つことも忘れないようにしましょう。

これらの対策を行うことで、畳が湿気による劣化から守られ、長く使えるようになります。

⑤ 畳の掃除に役立つアイテム

⑤-1 おすすめのクリーナーや洗剤

畳専用のクリーナーや中性洗剤を使うことで、畳を傷めることなく、効果的に汚れを落とすことができます。

「畳用クリーナー」は、畳に優しい成分で作られており、表面の汚れをしっかり取り除くことができます。

他にも、重曹やクエン酸などの自然由来の洗剤もおすすめです。

これらは畳の素材に優しく、環境にも配慮されています。
特に、シミや臭いを落とすのに効果的ですので、日常の掃除に取り入れてみましょう。

⑤-2 ロボット掃除機の利用法

ロボット掃除機は、畳の掃除に非常に便利なアイテムです。

普段の掃除で見落としがちな部分もきれいに保つことができ、自動で掃除をしてくれるので忙しい日でも手軽に掃除ができます。

最近では畳の表面を傷つけにくい設計になっているものが多くありますが、畳に適した機種を選ぶようにしましょう。

⑥ 汚れが付いたときの対処法

⑥-1 飲み物のシミを消す方法

畳に飲み物をこぼしてしまったときは、すぐに乾いた布やペーパータオルで吸い取りましょう。

次に、少量の重曹をシミの部分にふりかけ、しばらく置いてから柔らかい布で拭き取ります。
シミが浮き上がり畳をきれいに保つことができます。

クエン酸水を使うとより効果的にシミを落とすことができますが、使いすぎると畳が傷む可能性があるため、慎重に行いましょう。

⑥-2 あやまって発生したカビの対処

畳にカビが発生してしまった場合は、早めに対処することが重要です。

すぐにカビの部分にアルコールを吹きかけ、しばらく置いてから柔らかい布で拭き取ります。
次に、カビが広がらないように、部屋をしっかり換気して湿気を取り除きましょう。

また、畳の下に湿気がこもらないよう、定期的に日干しを行うと効果的です。

カビが広範囲に広がっている場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

⑦ 畳掃除のNG行動

⑦-1 掃除中の注意点

畳はデリケートな素材なので、強い力でこすったり、洗剤をたくさん使ったりするのは避けましょう。また、

畳はデリケートな素材なので、強い力でこすったり、洗剤をたくさん使ったりするのは避けましょう
力を入れすぎると畳が傷ついてしまうことがあります。

また、水拭きをした後はしっかりと乾燥させることが大切です。
水分が多すぎると畳が湿ってしまい、カビの原因になります。

一番重要なことは汚れを放置しないことです。
小さな汚れでも、放っておくと取り返しがつかないほど畳が傷むことがあります。

これらの注意点を守ることで、畳を長くきれいに保つことができます。

⑦-2 放置した場合のリスク

畳の汚れやダニを放置すると、ダニが増えてアレルギーの原因となり、健康に悪影響を与えることがあります。

他にも、汚れを放置することで畳の寿命が短くなり、交換が必要になることもあります。

このようなリスクを避けるためには、定期的な掃除と適切な手入れが欠かせません。

⑧ まとめ

いかがでしたか?

畳は正しく掃除やお手入れをすることで、長く綺麗に使い続けることができます。

今回の記事を参考に、畳の掃除方法をマスターして、快適な和の空間を保ちましょう。